おにかにと

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トゥルーマンショーと自意識の話

昨日の夜は、ジムキャリートゥルーマンショーを見た。

最近連日報道しているテラスハウスのニュースきっかけで知った映画だったけど、疑問視されているリアリティショーについて描かれているとの事で気になったのがきっかけ。

 

Netflixでのジャンルはコメディってなってたけど、視聴してみたらホラーだったな、すごい面白い映画だった。

 

人生をコンテンツとして消費されているトゥルーマン。不自然さに目を瞑れば幸せと言っても良いのかもしれないけれど、それは本当に幸せなのか見ていて不安になる。確かにプロデューサーの言う通り外の世界に比べれば不幸では無いのかもしれない、ただそれは本当に生きていると言えるのかって考えたら、やっぱり疑問だ。最後は笑って外の世界に旅立ったトゥルーマンだったけど、視聴者は誰も彼の人生に責任は持たないし、何も気にかけちゃいない。ジムキャリーの人柄で明るくまとまってはいるけれど、全体的に怖い雰囲気のまま終わった。これが20年前に作られた事に驚き。自分の世界は、とても小さい事を改めて知った。

 

仕事については、在宅勤務が解除されて1週間。

事務所の空気はコロナってなんだっけ?みたいにゆるい空気になっている。以前と違うのは、みんながマスクをしている事と会議がなくなったことくらいか。

 

通勤に関しては、ラッシュを避けたいのでコロナ前と比べて1時間程度早く出社している。通勤電車の人は確かに増えたけど、以前と比べたら少ないのは確かで、割と快適に過ごしている。(6/1からは増えそうな気がする。)

 

1時間早く出社するので1時間は早く帰る。同僚含めてみな仕事している中で帰るのは少し気が引けるけれど、家族で夕飯を食べるためには必要なこと。毎日、強い気持ちで退社している。

 

最初のころは気になって仕方無かったけど、1週間続けたので今は少し慣れてきた。気づいた事として、みんな他人のことは気にしていない。結局は早く帰ろうが終電まで働こうが、誰もあんまり気にかける人はいないし(上司も!)、ちゃんとした成果物を上げれば文句を言う人はいない。自分は人目を気にする性質なので、この感覚は忘れずにいたい。

 

”みんな自分の事は気にしていないし、まわりが気にするほどの影響力はないよ。”