おにかにと

日々の出来事、思ったこと、面白かったこと

子供と一緒に本を買って、一緒に読んだはなし

今日は仕事が休みなので、前髪が目に掛かりだした子供達を散髪に連れていくことにした。午後からそれぞれ1コマづつだけど授業があるそうなので、午前中には必ず帰らないといけない。

 

今週の月曜日から近所のイオンモールも、時間限定ではあるけれど専門店街の営業を再開しており、その中にある美容院に長男と次男を連れていく。日曜日は混むだろうと水曜日を狙ったのに、オープン前には列が出来ていたことには驚いた。受付を済ませたところ30分待ちだそうで、時間もあるので本屋に行った。

 

ずっと前から私のカバンの中には500円の図書券が2枚あって使う機会をうかがっている。どこで誰にもらったかも忘れてしまったけれど、子供のものであることは間違いない。コロナ禍で休校中、自由時間と言えばゲームかYouTubeを見ている状態なので本を買うのも良いと思った。

 

子供を本好きにさせるには、書店に行って好きな本を選ばせて買って与えたらよいと、以前何かで読んだことを思い出し、今回はその通りにしようと決めていた。小3の長男は、公開延期になっているドラえもんの新恐竜のノベライズ本にしようとしたけど、まあまあの文章量に若干怖気づき「飛行機のサバイバル」というマンガ本を最終的に選んだ。次男はキラメイジャーのシール絵本にした。最後に自分用に「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」を選んで購入した。

 

本屋を出て髪を切ってもらい、ミスタードーナツでひとり一個づつドーナツを買って帰る。奥さんはオールドファッションが好きなので、それも買って帰った。家に帰ってごはんを食べたらすぐに登校時間だ。1時間だけど学校が始まったので、ようやく日常が戻ってきた気がする。

 

下校時、小学校まで子供を迎えに行って一緒に帰る。

途中、道が分かれる度に次男に道を決めてもらうことにした。次男君レーダーと名付けたその決定方法は、ピピピ、ピピ、ピ、ピ!と指差しで帰り道を決めていく。今回選ばれた帰宅ルートは偶然にもいつもの帰宅ルートと同じで、それには一緒に帰っていた長男とその友達も合わせてみんなで笑った。

 

家に帰って外遊びをすると、夕飯までは読書タイムになった。三人とも今日買った本を読む。先日から何かを読むなり観るなりしたら、その感想をお話ししてもらう様にしているので、いち早く読み終えた次男がキラメイジャーのシール絵本の内容を説明してくれた。

 

感想ではなく音読に近い状態で説明してくれるキラメイジャーシール絵本の内容を聞きながら、彼が未就学児の時に機関車トーマスのことを詳しく説明してくれていたこと、あの時も内容自体に大して興味はなかったけど子供が自分の好きなことを一所懸命に喋る姿がたまらなく可愛くて楽しかったこと、そして若干ウンザリしていたことを思い出して、心の中で苦笑していた。あぁずっと子供のままでいてくれないかな。

 

子供達はスイッチを持って2階にあがった。大人たちと三男はリビングで撮りためたビデオを見る。今日は麒麟と銀英伝未来少年コナンを見よう。そして8時間は寝るのだ。