おにかにと

日々の出来事、思ったこと、面白かったこと

生きていく上で大切だと思っていること

ここのところ「今の記憶のまま過去に戻れたらどうするか。」と考えることが多い。

今が嫌だとかでは無くて、藤子・F・不二雄のパラレル同窓会みたいに、もしも過去に戻って人生をやり直したとすれば、今はどうなっていたのだろうとぼんやりと考えている。

 

過去を振り返えるということは、結局は反省になってしまう。反省するからには、何かを次に生かすべきだと思うので、いくつか戒めとして残したい。

 

一番大きな戒めは、まわりに流されてはいけない、ということ。

今までの学生生活、社会人生活を通じて関わった多くの人に、良いも悪いも様々な影響を受けながら生きてきたけれど、自分の軸はブレてはいけないし、好きなものを我慢することはない。みんな自分自身に精いっぱいで他人に対しては無責任なんだから、彼らの発言で自分を曲げてはいけない。そもそも自分を曲げてまで付き合った人たちで、いまも交流のある人なんかいない。自分の人生の責任は、自分で取らないといけないのだから、まわりに流されることなく自分の頭で考える必要がある。

 

ふたつ目は、まわりに流されないためにも強くならないといけない。

まわりに流されないブレない軸を持つためには、精神的に強くある必要がある。精神力を鍛えるには色々方法があるのだろうけど、個人的には武道が良い。別に武道をしていたら礼儀正しくなると思ってはいないけど、武道をすることで物理的に強くなる必要はある。私の出身中学校は、動物園みたいな場所だったので、物理的な強さは必要だった。自分を通そうと思ったら、人の顔色を伺うことなく生きる必要がある。ジャイアンのようにわがままに生きろ、という訳ではない。人に優しくするためには、根っこは強さでないといけない。弱さが元になった優しさは搾取されるし、ひどくみじめだ。まっすぐに生きるためには、強くないといけない。

 

最後に、もっと勉強する必要がある。

勉強といってもテストの点数を上げるという訳ではなくて、人の気持ちとか社会のことなどを学ぶべきだと思っている。自分の生活費や学費はだれが払ってくれているのか、そのお金はどのように稼いだのか、お金を稼ぐとはどのようなことなのか、傷ついた人に寄り添うとはどういうことなのか、優しさとはどういうことなのか、それらをもっと学んで世の中を知る必要がある。いつまでも箱庭の中で生きていくわけにもいかないので、現実を知って生き方を考えないといけない。ふわふわとした空想では生きていけないことを、早い時期に理解する必要がある。

 

これらが思い出してはもやもやしたり、恥ずかしくてバタバタしたりしつつ思ったことで、これから生きていく上でも大切なことだと思っている。

 

そして最も気を付けないといけないことが、これらを息子に押し付けない様にすること。過去に戻って人生をやり直すことは出来ないけれど、子供の人生を使ってやり直しをするような事だけはしないように、注意していきたい。自分と子供は別だという事は忘れないようにしたい。