おにかにと

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ダンジョン飯は生きることに向き合っている作品だなと思った。

ダンジョン飯の9巻を買った。

迷宮の核心に少しづつ近づいていくライオス一行。そこに別の思惑を持つカナリア隊とカブルー一行が関わって、不穏な空気となっていく。9巻は特にイズツミが良かった。

 

ダンジョン飯は、設定とかすごく深く考えて書かれていて読み応えがある。タイトルにある通りダンジョンでの食事が話の大きな筋だから、ごはんが美味しそうなのはもちろん大切なんだけど、出てくる魔法とか登場人物が現実味があって良い。

 

種族間の意識の違いとか、魔法が万能ではないこととか、登場人物が割と簡単に魔物に倒され死んでしまうところとか、フィクションとして現実から飛躍しすぎていないから、お話にすごく説得力がある。

 

ジャンプ漫画を読んで育ったから、どんなに重傷を負っても戦う不死身のキャラクターに慣れすぎていて、ダンジョン飯の登場人物があっさりと死んだときは若干驚いた。でも人間が脆いってのは当たり前のことで、そんなことも物語を読むうえでは忘れている自分に気が付く。動物園でトラの檻の前に立った時に感じた恐怖感みたいなものを、ダンジョン飯の魔物には感じる。そんな風に実際に魔物がいる感覚になるので、それらを調理した時の料理は美味しそうに感じる。

 

実際に冒険をする時に、何を食べて生きていくかってのは確かに重要な話だけど、いままでその辺りに踏み込んだ物語って無かった様に思う。食べることは生きることなので、ダンジョン飯は生きることに向き合っている作品だなと思った。世界感がすごく好きだ。設定も深く考えられているので、設定資料集とかあったら欲しいわ。出してくれないかな。

 

今日は仕事に余裕が出来たので、WEB研修を受ける。

仕事の進捗管理に関する内容で、個人的に目新しい内容はなかったけど2~3個の新しい発見もあったので、今後の仕事に取り入れることにした。

手始めに手帳の使い方を工夫することにした。流れでやっていた業務もタスクとして認識して、ちゃんと時間を設けることにした。業務のバッファもちゃんと認識して時間を設けるようにした。これらは今後も行うようにする。生きていくには、進歩していかなくてはならない。

 

長男はMACbookYouTubeを見ている。転げて見られるように、MACも横にして見ていて面白かった。子供は自分が想像しないことをするから面白い。自分は常識に囚われすぎているなと感じた。