おにかにと

日々の出来事、思ったこと、面白かったこと

私が仕事をする横で上の子が宿題をしている。

ふしぎの海のナディアを見ている。

今は前半が終わったくらいで、ジャン達がノーチラス号の見習い乗組員になった。小学生の時に一通り見ているはずだけど、やっぱり30年前のことだから記憶違いも多くて、改めてみると大分印象が変わったことがある。

 

ひとつはガーゴイルが魅力的な悪役に思える様になったこと。昔はただの嫌なやつだと思っていたのに、今見る限りでは良い悪役していると思う。マリーの島でのナディアの揺さぶり方とか、すごいグッとくる。塩になるまで徹底的にジャン達を追い詰めてほしい。

 

でも一番大きいのは、ナディアを苦手に感じるようになった。なんやのこの子、文句しか言わへんやんか、ってなってる。ジャンも別に完璧ではないし、女心は分かっていないのかもしれないけれど、現状を打破しようと一所懸命頑張っているわけで、そんな言い方しなくてもいいんじゃないの、とは見ていてすごく感じた。理想ばかり高くて現実が伴わないよりも、今出来る中でベストを尽くそうと現実を泥臭く生きるほうが好きだと思った。

 

このことに関しては、後半に期待。ラストは感動的なことは覚えているので、無人島編でナディアがどう動くか、かなり期待している。

 

小学校は休校が続くけど、大量の宿題も届いてようやく自宅学習が出来る様になってきた。次男は1年生は運筆の練習で、線をなぞったり自分の名前を書いたりしている。合間に教科書も音読していて、いつの間にそこまで出来る様になっていたのか、と驚かされることが多い。ひらがなは書けるようになっていた。

 

小3はさすがに宿題も多くて、取り組む長男は苦労している。上の子に関して言えば勉強する場は大切なようで、家だと集中力が続かない様子。やれば出来るのだけど(本人にしてみたら)大量のプリントを見たら、気持ちが萎えてしまう様子で数枚する度に昼寝したりしていた。

 

あんまり放置しているので奥さんが怒り出して説教を始めた。怒ってやるものでもないので、割って入り後は私が引継ぐことにして、私が在宅勤務をしている部屋に小さいテーブルを持ち込んで、一緒に机を並べて作業を行った。私が仕事をしている横で長男は宿題をしていて、分からない所を教えてあげたりしながら一緒の時間を過ごした。漢字が分からないと言ったら国語辞典を出して教えてあげたり、100マス計算のタイムを計ってあげたりした。(国語辞典は彼専用を買った方が良いかもしれない。)

 

宿題が終わった次男が部屋に来て、スマホYouTubeが見たいと言い出す。にいにが勉強中だから駄目だよと言ったけど、長男が構わないと言うのでそのまま見始める。YouTubeを見ている横で集中して宿題をする長男をみて、次男が「にいにぃすごい生命力やなぁ」と言った。集中力だよと訂正はしたけれど、生命力でもあながち間違いではないかと思った。

 

ちょうど6時半に長男も宿題が終わって、みんなで夕飯になった。

寝ていた三男が起きたので、抱っこしたけどすごく小さく感じた。子供のサイズ感にはいつも驚かされるし、子供の小ささは忘れがちになってしまう。同じことは毎日うっすら感じている気がする。